「ドームでの試合開催は大賛成だが環境だけは整えて欲しい。以前のままの薄っぺらい人工芝で選手がケガや故障するのが怖い。そこだけは強く言いたい」(日本ハムOB)
今後も使用する場合はオープン戦限定になると思われる。「開幕前の重要な時期、選手の足を引っ張ることだけは避けて欲しい」ということだけが関係者やファンの望みだ。
長年にわたって北海道における野球のメッカであったドームだが、今や“負の遺産”になるのではないかと市民には大きな懸念があるのも事実。だが、3月のオープン戦はかつての賑わいを取り戻しそうでもある。東京に本拠地があった時代は不人気チームだった日本ハムは、ドームで新たな歴史を作り、人気チームに生まれ変わった。思い出の地でもあるドームでの定期的な試合開催を望んでいるファンも決して少なくないだろう。