「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で7万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2024』も話題のゲッターズ飯田さん。多くの人は「運のいい人になりたい!」と思っているのではないでしょうか? 今回は、運のいい人になるにはどうしたらいいかを教えてもらいました。(朝日新聞出版刊『ゲッターズ飯田の運の鍛え方』から一部抜粋・再編集)
【写真】ボロボロになるまで…ゲッターズ飯田さんが外した「赤い仮面」
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「人間万事塞翁が馬」という中国の故事があります。これは、人間の吉凶や禍福は変転し、予測できない、だから安易によろこんだり、悲しんだりすべきではないということを表しています。
運は瞬間、瞬間で変化します。最終的にどこに着地させるか。そこに運を操るカギがあります。
何かが起こった瞬間に「運がよかった」「運が悪かった」と思っても、そのときだけではわからないのが、運の面白さ。これって「物の価値」にも似ていると言えます。
例えば、部屋に貼っていたポスターを、急に「子どもっぽいな」と思い始めて、はがして捨てるとか。はじめは好きだったはずなのに……。物の価値って永遠には続かないんですね。
でも、単に気持ちが変わっただけでは? とも言えます。でも、ここに運の性質をつかむヒントがあるのです。それは、「運と心」。
世の中で「当たり前とされているもの」も、変わらないようでいて、じつは変化を繰り返しています。運と心はうつろいやすいもの。ぜひこのことを覚えておいてほしいのです。
そして、自分自身はどうでしょうか? 最初にあなたの心を動かすのは、ほかでもないあなた自身。
心の変化のおおもとは自分の価値観です。心は動くもので、あなたの心が動いたほうに運も動いていきます。そして、あなたの受け取り次第で運は変わり、よくも悪くもすることができるのです。