高校野球について語る伊原六花

小悪魔の女子大生役も好演

 朝ドラで一気に名を上げた伊原だが、実は10月にスタートしたドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(TBS)にも出演中だ。こちらの作品では、朝ドラとは真逆で、小悪魔的な女子大学生を演じている。放送後はドラマの関連ワードがX(旧Twitter)の世界トレンド1位になるなど、注目度が高い作品で存在感のある演技を披露している。

「『マイ・セカンド~』では、なにわ男子・道枝駿佑さん演じる主人公との近すぎる距離感や彼を翻弄する演技に、広瀬アリスさん演じるヒロインだけでなく、視聴者もドギマギさせられます。今までの役柄と違った伊原さんの演技はとても新鮮で、こんな役もできるんだと驚きました。髪をショートにしてから、大人っぽさも増してさらに役の幅が広がった気もします。伊原さんは10月公開のホラー映画『リゾートバイト』にも主演しているのですが、劇中のエビ反りシーンで見せた身体能力の高さが絶賛され、『CGだと思った』と共演者もうなったそうです」(同)
 

俳優の伊原六花=2021年6月、大阪市福島区

 それもそのはず。実は伊原は全国優勝の実績があるダンスの強豪校・大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテンなのだ。2017年「日本高校ダンス部選手権」で披露した、バブル時代を想起させる衣装とメークで、ヒット曲「ダンシング・ヒーロー」にのせて踊る“バブリーダンス”が社会現象になったことは記憶に新しい。これをきっかけに、出演オファーが舞い込み、同年末には、郷ひろみとの共演という形で紅白歌合戦にまで出場した。その後、大学進学を考えていたが、高校在学中に芸能事務所にスカウトされ芸能界の道へ進むこととなった。

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大阪出身でノリがいい