(P)&(C) PLEDIS Entertainment

 巨大なジープに乗り込んで登場したのはHIPHOP TEAM。ワイルドなラップナンバー「Back it up」を披露しながら、サングラス姿のMINGYUがひとり花道を堂々と歩き、WONWOOとVERNONはトロッコに乗り込んで、3人それぞれがセンターステージへ向かった。複数のダンサーと一緒にファンを鼓舞した。勢いよく火柱が上がる中、レゲトン調の「Fire」を披露。間奏でも火柱が上がり、ファンの振るペンライトの赤い光も相まって、場内の温度を一気に上昇させた。

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 さらに、遊園地のようなカラフルなトロッコ3台と共に、プレッピーな衣装に着替えた12人が再登場。「HOME;RUN -Japanese ver.-」「Left & Right」とチアフルなナンバーを連発し、ファンとコール&レスポンスを楽しんだ。「今 -明日 世界が終わっても-」では終盤VERNONがメガネを取る仕草をし、JEONGHANの伸びやかな歌声で締めた。

「日本オリジナルの曲をたくさん持つようになりました」と感慨深そうに話した。SEUNGKWANが、先ほどVERNONがメガネを取る仕草でファンを喜ばせたことを突っ込むと、メンバー同士のトークも弾んだ。さらに、MINGYUがHoneyWorksの「可愛くてごめん」の「じゃがいもでごめん」バージョンを披露する場面も。SEVENTEENのMCは、この日も自由だった。

 夜になって急激に冷え込んだベルーナドームで、メンバーはファンが寒がっていないかを度々気遣った。「冷たい風を暖かくする曲」と前置きして披露した「April Shower」では春風のような歌声を響かせた。続く切なくメロウな「Kidult」のサビではファンとの大合唱が巻き起こった。

 本編ラストは文字通り、寒さを吹き飛ばす楽曲「HOT」。DKが他の11人より少し上方のステージに立ち、パワフルな歌を披露、VERNONのラップも決まり、12人とファンの「juicy, juicy」という熱い大合唱が巻き起こった。HOSHIが「まだまだだよ!」と叫び、3万人の「HOT, HOT」というシャウトが轟いた。真っ赤に染まるドームで、パフォーマンスも燃え上がるようだ。

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「5回は泣きそうになりました」「僕は6回」