ほかにも、皇太子妃時代の雅子さまの愛犬がヨークシャー・テリアだったことで人気が出たり、テレビCMの影響でコーギーやチワワが人気になったりしたこともある。
こうしたペット人気の陰では、遺伝病の問題や飼育放棄の問題が付きまとってきた。石井院長はこう指摘する。
「コーイケルホンディエは猟犬で、運動量が豊富で活発です。大谷選手は15歳まで長生きしたゴールデンレトリバーを飼っていたことで知られていますので、しっかりとお世話のできる犬好きなのだと思います。また、大谷選手であればペットシッターなどを雇うこともできるでしょうけど、一般の家庭で飼うとなれば、かなりの手間がかかります。日本では室内で飼える小型犬が好まれていますので、安易にコーイケルホンディエを飼おうとして飼育放棄につながることが心配です。一度冷静になり、大谷選手とコーイケルホンディエの動画を見るだけで満足してほしいですね」
(AERA dot.編集部・吉崎洋夫)
MLB公式X(旧ツイッター)に投稿された大谷選手と犬の写真