ペンライトのような存在は必要
現在のメンバーは5人。その1人で、東北地方在住の北村和枝さんはこう語る。
「ファン歴は28年です。文春裁判などを通じて、ジャニー氏の性加害については知っていました。だから、2019年にジャニー氏が亡くなった時、功績を褒めたたえる弔辞やメディアの追悼記事があふれましたが、私は『ジャニー喜多川にプラスの感情なんてない』とネット上で強く怒りを表明したことがあります。
私は歴代ジャニーズアイドルの楽曲が大好きで聞いて育ちました。特定のタレントのファンというよりも事務所ファンに近いと思います。でも、ジャニー喜多川氏を崇拝したことも支持者だったこともない。それとこれは別です。駄目なことは駄目ですよ。結局、創業者である彼の性加害が時限爆弾だった」
北村さんがペンライトに入会したのは7月と、比較的最近のことだ。会としての署名活動も終わった後だった。
「ウェブでの勉強会に参加した後、高田さんから誘われたんです。そのまま二つ返事で入りました。ファンというだけでなく、事務所に抗議もするペンライトのような存在が、シンプルに絶対必要だと思ったんです」
ジャニーズ事務所の会見後、北村さんは体調を崩したという。
「私は東山紀之さんのファンでもあるんですが、東山さん本人からの性加害を訴えたジャニーズJrがいるという報道を知った時ですね。
東山さんも合宿所で生活していたから、実際に被害を受けていたかいなかったかにかかわらず、構造的な被害者でもあるので。そんなことになるとはさすがに思っていなかったので、本当に具合が悪くなりました」
(東山氏は10月2日の会見で「パワハラはしたかもしれないが、セクハラをしたことはない」と否定している)
ジャニーズ事務所の名称変更にともない、「PENLIGHT ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」という会の名称変更も検討しているという。
(AERA dot.編集部・上田耕司)