やはり、発起人の1人で、ジャニーズの所属グループのファンの古澤真人さん(仮名)は、個人の感想と前置きした上で、こう語る。

「会見で弁護士はプライバシー保護の観点から『(性加害の)全容解明は再発防止特別チームが行ったので、もう特別にやる必要がない』ともとれる発言をしていましたが、そもそも再発防止特別チームはプライバシー保護を前提としながら、網羅的な調査にはなっていないとしていますので、依然、全容解明には至っていないと思います」

 この会見では、特定の記者を指名から除外する「NG記者リスト」が作られていたことが波紋を広げた。

「もう、驚きました。ジャニーズ事務所が依頼したコンサルティング会社なわけで、自分たちに都合のいいような記者会見にしていくためだったのではないか、と疑われてもしょうがない。ますます会見で説明できたとは思えないですね」
 

訴えは事務所に届いたのか

 ペンライトは4月15日に発足。今回の問題でジャニーズ事務所に謝罪と検証を求める署名活動を繰り広げ、一躍、名前が知られるようになった。

 発起人の1人の高田さんは「40682」という数字を見せた。4月19日から6月4日までの47日間で集めた署名の数4万682筆のことだ。

 ペンライトは「性加害の事実を認めて謝罪」「第三者委員会の設置」「被害者の支援」などを求める署名活動を展開。集めた4万筆分の署名は、ジャニーズ事務所に申し入れ書とともに郵送した。

 それに対して6月12日付で、このような回答が届いたという。

「貴団体から頂いております申し入れに関しましては、本日までに公表させて頂いております『心のケア相談窓口』及び『外部専門家による再発防止特別チーム』を設置、対応を進行させており、貴団体の申し入れに沿うものであると考えております」
 

次のページ