「再発防止特別チーム」はその後、ジャニー喜多川氏が1950年代から2010年代半ばまで、半世紀以上にわたる性加害を繰り返していた事実が認められたとし、その背景にある同族経営を改めるよう指摘した。
そして、元裁判官の弁護士3人による被害者救済委員会を設置し、被害補償の相談窓口を設けたところ、478人から申し出があり、325人が補償を求めており、11月から補償を開始すると発表があった。
ペンライトの主張が、一部取り入れられたと言えるのか。高田さんは、こう語る。
「ペンライトが言ったからかはわからない。ただ、私達が求めていた、まず『事実を認めて謝罪してほしい』というところは少しずつ、会見をしたりして認めましたね。ジュリーさん本人の口からも謝罪があった。
一歩前進とは思っていますが、問題は何十年も前から続いてきたことですし、被害者もたくさんいて、何十年も苦しんできた方たちがいる中で、これからどう被害者と関わっていくかが大事になってくると思っています」
どんな事務所であったとしても
高田さんは高校3年生の時にジャニオタとなり、ファン歴は通算12年。
「母もジャニーズのファン。だから先日も一緒にコンサートへ行きました。私は高3の時からジャニーズタレントを応援しています。最近は仕事が忙しくてなかなか『現場』に行けない時もありますが、ジャニーズの曲を聞きながら頑張っています」
ジャニオタの世界では、推しが出演するコンサートや舞台などのイベントのことを「現場」と呼ぶという。