過去にはヤクルトで日本一に貢献したペタジーニが翌年オフに巨人へ移籍したケースがあった。ラミレスもヤクルトで実績を積んでから巨人に移籍し、2009年の日本一に貢献。そのほかにも、ウッズ(横浜→中日)や、ローズ(近鉄→巨人)、そしてデスパイネ(ロッテソフトバンク)など、国内の助っ人移籍がリーグの勢力図に大きな影響を与えてきた。

「外国人選手は運任せ」の部分が大きい。しかし活躍した場合はチームへの影響力が大きいことは歴史が証明しており軽視することはできない。NPBでの実績を見て獲得に動くことが成功のための最短距離とも言える。

 現所属球団のファン、関係者にとっては頼もしかった助っ人が他チームへ移籍してしまうのではないかと心配であはる。しかし選手や代理人にとって野球はビジネスの部分も大きく、高く買ってもらうのは当然だ。シーズンはまもなく終了してストーブリーグへ突入する。今季はどのような動きがあるのか、注目したい。

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