ジャニーズタレントの今後の中国での活動について、ジャーナリストの周来友氏はこう述べる。
「性犯罪を長年、放置してきたことは、中国でも重く受け止められていますが、SNSなど中国での活動がすぐに中止させられることはないのでは。まずは日本国内の反応を注視して、成り行きを見守っている状況だと思います。ただ、そもそも中国の芸能界は、所属事務所の力は大きくなく、タレント個人の力が重視されます。今回もあくまで事務所の不祥事で、タレント個人は関係ないと思っている中国人は多い。ですから今後、そのタレントの才能が高ければジャニーズ所属か否かに関係なく起用されるでしょうし、人気が落ちたらオファーされなくなるでしょう。赤西さんや山下智久さんなど、元ジャニーズアイドルも、個人の才能が評価されたからこそ中国に進出して成功しているのです」
社名変更により、新たな道を歩み出そうとするジャニーズ事務所。中国での活動はどうなるのか。
(山重慶子)