宮澤エマ
この記事の写真をすべて見る

 現在放映中のNHK連続テレビ小説「らんまん」で、浜辺美波演じるヒロインの叔母で、料亭の女将役を演じている宮澤エマ(34)の演技に注目が集まっている。劇中では、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いと、江戸っ子らしいチャキチャキした役柄で、SNSでは「言いたい事はハッキリ言うけど、心配してくれる優しい叔母さん」など、彼女の演技を称賛する声が相次いでいる。

【透き通るような白肌! 宮澤エマの写真をもっと見る】

「宮澤さんは3年前の朝ドラ『おちょやん』にも主人公の継母役で出演しており、このときも高い演技力と存在感を発揮していました。このときは『らんまん』での役とは真逆で、娘を邪魔者扱いして9歳で奉公に出してしまう悪女を演じていました。しかし、回を重ねて再登場した際は、背中が曲がり、声も低くなり、一見別人かと見まがうほどの変貌をとげていたのです。声色や立ち居振る舞いで、登場しなかった間に経験した苦難を見事に表現していて、さすがだと思いました。幅広い年齢層を演じることの多いミュージカルで長年の経験を積んできた宮澤さんだからこそ、なせる業でしょう。このドラマを機に宮澤さんの映像作品が増えたように感じます」(テレビ情報誌の編集者)

次のページ
家訓は「働かざる者食うべからず」