昨オフの大型契約では、5年総額1億8500万ドル(約269億8000万円)でレンジャーズ入りしたジェイコブ・デグローム投手が6月にトミー・ジョン手術を受け、わずか6試合の登板でシーズン絶望となった。年齢はストラスバーグと同じ35歳であり、もともとケガが多かったこと、さらにトミー・ジョン手術から完璧に回復するには長い時間がかかることを考えると、歴史的な失敗例となる可能性も漂う。

 近年で絶対的な成功例として挙げられるのは、2014年オフにナショナルズとサイ・ヤング賞2度の剛腕マックス・シャーザー(現レンジャーズ)が結んだ7年総額2億1000万ドル(約306億3000万円)ぐらいのもの。大谷の契約も巨額のものとなるのは間違いないが、それに“見合った成績”が残せるのかという点でも今後はさらに注目度が増していきそうだ。
 

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大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?