有言実行できず批判的なコメントが寄せられたことに、やまとは黙っていられなかったのだろう。番組終了後のインスタライブでも「リタイアするなって言っている奴に一言」と前置きしたうえで、「俺とゆうたは番組側の人の予想で、『やまとくん5km、ゆうたくん10km走れたらいいほうですね』って言われてて。練習量から見てね。他の人めちゃめちゃ練習してるから。俺ら練習の時間が取れなくて、当日もぶっつけ本番になっちゃいますみたいな話だったから」と説明。また、アンチを意識して「外野が本当にうるさいんだよね。絶対、負けないけどね。ボコボコにしてやろうと思ってるからね、結果で」と発言した。
コムドットのファンで、東京ドームのライブイベントにも来場したという20代の女性は複雑な表情を浮かべる。
「40kmを走るだけでも凄いし、2人がボロボロになっても走っている姿に感動しました。でも、走った後のインスタライブを見て、少しがっかりして……。アンチに腹を立てるのは分かっているけど、過剰に反応して過激な言葉を使ってほしくない。特にやまとくんは言葉の影響力が大きいので、感情的になった発言が切り取られやすい。中学生や高校生のファンも多いので、もう少し冷静になって言葉を伝えてほしい」
一方で、アスリートのトレーナーはコムドットがサバイバルマラソンを走ったことに、疑問を呈す。
「練習時間が取れていないなか、100kmを走るのは無謀です。40km走ったことは称賛されるべきですが、完走できる力がないのに出演させた制作サイドの判断に疑問を感じます。体力が備わっていないのに猛暑の中、根性で走るのは命の危険がある。出場者の選考は慎重にすべきだと思います」
スポーツ紙芸能担当記者は、「コムドットはメンバーが想像している以上のスピードでグループが大きくなってしまった感があります。ファンが多い分、アンチも多い現実にどう向き合うか。誹謗中傷は許されないことですが、ファンからの手厳しい意見には耳を傾けて謙虚に向き合う姿勢は必要だと思います。根強いファンは離れないので、地に足をつけて活動すれば信頼を取り戻せると思います」と期待を込める。