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ただ、今は解散が先送りになったので、改めて各政党に対してもう一回問い直しをしなきゃいけないとは思っています。今のままだと自民党や公明党ばかり勝ってしまうので、そうではない形をつくるべきだという提案をしてみて、候補者を調整することが必要だという話になれば、それは可能性としてはあり得るかなと思っています。
――ずばり、政権交代はできると思いますか。
できます。ただ、すぐにかどうかは難しいところはありますね。
――道筋はどのように考えていらっしゃいますか。
政権交代は人がいないと始まらないので、できる限りたくさん候補者に集まってもらう。まずそこが大事です。
衆院選で150議席の獲得はできるのか
――次の衆院選で「150議席獲得できなければ、この立場にない」とおっしゃいました。その真意は何ですか? 泉さん自身は党の顔にふさわしいと思っていらっしゃいますか?
ふさわしいも何も、今、党代表ですから党の顔ですし、当然ふさわしいと思って代表選に出たのでそう思っています。150議席と言ったのは、できるからですね。やれるはずだと思っている。かつての民主党が衆議院選挙で177議席取ったことがあります。今の立憲民主党は、イメージでは「左」という感じが強いかもしれないけど、立憲民主党と国民民主党が合流している政党なので、すでに、かなり前の民主党的な幅を持った現実的、中道的な政党になっています。あとはそれをどれだけわれわれがちゃんと外に伝えられるかだと思います。
また、(党が)バラバラに見られないかどうかも大事です。「防衛費ばかりじゃなくて、教育や子育てこそ大事でしょ」と国民の生活が第一だと考えている有権者の方は本当はもっといらっしゃるので、その皆さんのお眼鏡にかなう立憲民主党であれば、僕は150(議席)は取れると思っています。あとはもう本当に立憲民主党自身がそうなれるかどうか。そのための努力はしていきます。