関西大学Aリーグでは、過去に4度の大学日本一に輝いた同志社大学が9月18日の開幕戦で立命館大学に15―19で敗れた。トップリーグ時代のサントリーサンゴリアスで選手として活躍した宮本啓希新監督の初陣を飾れず、立命大には春季トーナメントに続く連敗。同大は1週間後、後半36分の逆転PGで26―25と関西大学を辛くも下したが、復活への厳しい道のりを感じさせる戦いが続いている。

 昨年度は23年ぶりに優勝すると全国大学選手権でも準決勝まで進み、王者となる帝京大を後半終盤までリードする健闘をみせた京都産業大学は、関西学院大学と摂南大をともに大差で下して2連勝。2020年度の全国大学選手権で関西勢として36大会ぶりの優勝を果たした天理大学も関西大学戦と立命大戦に危なげなく勝ち、この2校のみが負けなしとなっている。

 関西大学Aリーグは第2節が2週末にまたがる変則日程だった他は11月20日の第7節まで毎週試合を行い、12月3日に最終節がある。京産大と天理大は第6節の11月20日に京都・たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)で対戦する。

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