「戦力外」となった選手で“まだできる”のは誰だ！ 他球団で再生期待できるのは

　今年も2020年のオフに広島から一度自由契約となり、独立リーグを経てNPB復帰を果たした藤井皓哉（ソフトバンク）が大活躍。リリーフとして55試合に登板して防御率1.12という見事な成績を残した。このように何かのきっかけで才能が開花する選手は少なくない。今年自由契約となった選手からも、見事な再起を見せる選手が出てくることを期待したい。（文・西尾典文）

●プロフィール
西尾典文 1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所（PABBlab）」主任研究員。