「今年ソロデビュー35周年を迎える工藤静香さんは、長女でフルート奏者のCocomiさんとの共演が期待されています。また、『純烈』に関しては、『ダチョウ倶楽部』とのコラボユニット『純烈(温泉マーク)ダチョウ』による『白い雲のように』のパフォーマンスもありそうです。くしくも、ここに来て故上島竜兵さんを慕う有吉弘行さんが自身のラジオ番組で紅白“出場”に意欲を見せる発言をしたのも興味深いところです」
その他、今夏の「ライブ・エール」に出演した宇多田ヒカルの動向、スペシャルナビゲーターを担当する「嵐」の櫻井翔と審査員での登場が予想される来年放送の大河ドラマ「どうする家康」で主演を務める松本潤との絡みを期待する声もあるというが、「紅白」恒例のサプライズについては……。
「年内での音楽活動終了を宣言している吉田拓郎さんには出演オファーを断られたようです。ただ、デビュー50周年の矢沢永吉、40周年の『安全地帯』は、いまだ正式決定ではないものの、番組制作サイドも手応えはつかんでいるようです。あとは現在も継続中とされる、松田聖子さんと中森明菜さんとの交渉次第でしょうね。どちらもタイムリミットのギリギリまでもつれることになりそうです」(前出のレコード会社スタッフ)
現状は厳しい前評判の「紅白」だが、年末までに、良い意味で世論を裏切ることはできるだろうか。(立花茂)