それに、「お金が貯まったら投資をする」なんて考えていたら、たぶんいつまでも投資を始めることはできません。結局いろいろなことに無駄遣いをしてしまうから。
「残高は誘惑」ですからね。あっ、名言だ!
僕が20年以上投資を続けてこられたのは、「まず投資をする」ということを徹底してきたからです。
収入の一部を投資にあて、残ったお金で生活費などをまかなう。すごくシンプル!
僕が以前の記事で紹介した「3・5・2の法則」を思い出してください。
「収入の3割を投資して、残った5割を生活費に、2割を娯楽費に」という方法が、お金を増やすための近道です。
その3割は給料から天引きで、積立投資されるようにするのがおすすめです。
ぜひ今年は、自分が納得できるお金の使い方を身につける年にしましょうね!
僕も『パックン式 お金の育て方』で皆さんのお役に立てるように、ためになりそうな情報をまとめておきました。
良ければ読んでみてね!
(構成/増田侑真)
パックン
本名:パトリック・ハーラン。芸人・東京工業大学非常勤講師。
1970年11月14日生まれ。アメリカ・コロラド州出身。93年ハーバード大学比較宗教学部卒業。同年来日。97年、吉田眞とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成。NHK「英語でしゃべらナイト」「爆笑オンエアバトル」をはじめ、多くのテレビ番組に出演し、注目を集める。「AbemaPrime」「報道1930」でコメンテーターを務めるなど、報道番組にも多数出演。2012年10月より池上彰氏の推薦で東京工業大学の非常勤講師に就任。コミュニケーションと国際関係についての講義も行っている。二児のパパ。
25年以上の投資歴があり、金融教育の講師として全国各地で講演会も行っている。
最新刊の『お金の育て方』では、「生活保護」状態から「お金持ち」になるまでに身につけた、誰にでもマネできる、お金との付き合い方を詰め込んだ。