結婚当初は青木の知名度が低かったため“格差婚”といわれた時期もあったが、今や同世代を代表する俳優となった。
■志村けんも才能を評価
一方で、優香は子育てを優先し、出産前から比べると今はテレビで見る機会は減った。だが、出産後も数は少ないながらトーク番組やバラエティー番組などにも出演し、視聴者に“癒やし”を与えている。
「お子さんはまだ2~3歳で、まだまだ手がかかる大変な時期だと思いますが、優香さんはその苦労をまったく感じさせません。以前から『自然体』『癒やし系』として、定評があった優香さんですが、母となったことでさらに安定感が増した気がします。癒やし系のイメージとは真逆で、実はプロ意識の高い人なので現場からの評価も高く、業界関係者から悪い話は聞いたことがありません」(前出の記者)
芸能評論家の三杉武氏は、優香についてこう述べる。
「グラビアアイドル出身というとスタイルの良さに目がいきがちですが、優香さんは顔も美形でとくに笑顔が素晴らしい。普段は芸能人に対して厳しい若い女性たちからも『あまり顔をアピールしていないけど、実は優香ってかなりの美人』といった声をよく耳にしたものです。女優としては残念ながら代表作には恵まれていませんが、あの希代のコント師の志村けんさんがその才能を高く評価していたように演技力にも定評があり、その意味でも多才なタレントといえるでしょう。もともと好感度が高く、癒やし系のイメージもあるので、優香さんが今後ママタレント界に本格参戦するようなことがあれば、かなりの人気になるはずです」
殺伐とした現代社会では、ママとなった優香のような癒やし系の需要が高まっているのかもしれない。
(高梨歩)