あとはタイミングになる。サッカー界の移り変わりは非常に早く、今夏の移籍市場でも多くの選手が入れ替わることで三笘の立場、市場価値も変わってくる。だが、焦ることはない。それは川崎ユースから筑波大を経由してJリーグ入りした三笘自身が最もよく理解しているはず。ピッチ外がどれだけ騒がしくなっても、まずは試合に集中すること。2月11日のクリスタル・パレス戦、同18日のフラム戦と直近2試合は相手から対策を講じられて“不発”に終わっただけに、まずは「目の前にある壁」を乗り越えるためにどうするか。来季、三笘がどのクラブでプレーするかは非常に興味深いが、まずは今季の残り16試合で三笘のプレーを思う存分、堪能したい。「三笘の未来」を考えるのは、それからでも遅くはない。(文・三和直樹)

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