めかじきのオイル漬け(冷蔵で3カ月)
めかじきは、秋から冬にかけてが旬の食材。オイル漬けは、そのまま食べても、サンドイッチにしても、サラダにのせても、炒め物や和え物に加えてもおいしい。
ポリ袋にめかじき2切(200グラム)と、水70ミリリットルと白ワイン30ミリリットルに塩8グラムを溶かしたものをいれ、空気を抜いて封をしたら冷蔵庫に一晩おく。翌日、冷蔵庫から出して室温に戻したら、1.5リットルの湯を沸かして弱火で15分ほどゆで、火を止めて粗熱が取れるまで置いておく。粗熱が取れたらめかじきをバットに取り出し、ペーパータオルでアクをふき取ってビンの中へ。めかじきがかぶるくらいまでオリーブオイルを注いで冷蔵庫で保存する。2~3日漬けたら食べられるが、オイル漬けとしておいしいのは1カ月以上置いてからだ。
豚肉の塩漬け(冷凍で3カ月)
バラ肉を使っても、肩ロース肉を使ってもいい。バラ肉ならベーコンのように使えるし、肩ロース肉なら煮込み料理がおいしい。塩漬けにすることで腐敗を防ぎ、旨味もアップするので、スーパーで豚肉が特売の日に試したい。
バラ肉で作るなら、400グラムの塊肉を半分に切って塩20グラムをまぶし、2重にしたペーパータオルで包んだらラップをきっちり巻いておく。冷蔵庫で二晩置いたらペーパータオルを取り換え、さらに4~5日たって水分が出きったら、もう一度ペーパータオルを換える。ラップごとコンテナに入れて冷凍保存すれば、3カ月はおいしく食べられる。
肩ロース肉の場合は、300グラムの塊を使用。竹串でまんべんなく刺してから、6グラムの塩をまぶし、2重にしたペーパータオルで包んでラップをきっちり巻いておく。冷蔵庫に一晩おいて水分が出ていたら、ペーパータオルを取り換える。2日目からが食べごろ。こちらも冷凍すれば3カ月は保存可能だ。
(構成 生活・文化編集部 森 香織/写真 キッチンミノル)