次期監督で本命視される阿部ヘッドコーチ兼バッテリーコーチは3位の4票。「原監督から帝王学を学び、選手たちの特徴を熟知している。厳しさを前面に出してチームを刷新して欲しい」というコメントが。同票で並んだのが桑田真澄ファーム総監督だった。「投手陣の信頼が厚く、育成能力に長けている。監督としてどういう采配をするか見てみたい」、「桑田さんは穏やかな語り口で科学的なトレーニングのイメージがあるが、優しさの中に厳しさを持つ指導者。前例にとらわれない改革をするのでは」など期待が大きい。

 5位は前監督の高橋由伸球団特別顧問。15年限りで現役引退し、16年から監督に就任したが3年間でリーグ優勝は一度もなく、18年限りで辞任した。「前回は監督になる準備期間もなくかわいそうだった。もう一度チャンスを与えてもいいのでは」、「外から野球を勉強して、視野が広がったと思う。前回の経験を糧にもう一度監督になってほしい」などの投票理由が見られた。

 巨人の今後のシーズンの成績次第で、次期監督の人選も変わってくる可能性がある。「常勝軍団」復活へ。原監督から新たなリーダーに、どのような形でバトンタッチされるだろうか。(今川秀悟)

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