「昨年の満足度は何点?」という質問に対する回答も、それぞれ個性的だ。

菊池:俺は32点! これはもっとやれるという伸びしろも含めて。去年はみんな個人仕事が多くてそれぞれが頑張った。でももっとグループでもやりたかったかなぁと。僕らは毎年「冠番組を持とう!」という目標を掲げて一年を始めているので、今年はそれに繋げたいですね。

マリウス:僕は点数をつけたくない。満足度はあるけど、数字では測れないものだから。

中島:マリウスっぽくていいね。俺は……難しいな。でも100点! 俺ら100点以上を目指せるからこそね。あと、応援してくださる皆さんの熱量が、この一年でより盛り上がってきてるのを感じるので、ファンの皆さんへの感謝も込めて。

佐藤:僕は平均を60点だとして70点にしとこうかな……。

中島:無難だな~。

佐藤:ゼロに近い数字をつけたい気持ちも、100点をつけたい気持ちも両方あるんです。でも主演させていただいた映画「ブラック校則」の主題歌で「麒麟の子」という素晴らしいシングルを出せたので、それを平均点に加点して70点。

中島:100点以上を出すために、今年は俺たちもデジタルに対して動き出したい。そして10周年のころには、街の大きなサイネージ(看板)に何度もドーンドーンと載るようなグループになっていたいですね。

菊池:俺たちが動き続ける限り、俺たちにしか作れない形がちゃんと残っていく。自分たちのペースで歴史を作っていくしかないけど、なるべく駆け足で頑張りたいですね。

(ライター・大道絵里子)

※AERA 2020年2月17日号

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