ステファンと話す宇野昌磨
ステファンと話す宇野昌磨

――改めて意気込みを。

 こんな今の自分の状態で結果を望むことがどうなのかとは思いますけど、皆さんが期待してくれている結果を出すことが僕の一番の目標になってくるのかなとは思っていますが、それには本当に目の前のことをこなしていかなくてはいけないという印象なので頑張りたいと思います。

――ジャンプがうまくいっていないというのは自分でわかっているのか?

 いつもは結構わかること多いんですけど、先週ぐらいからずっと同じ失敗をしているので、色々変えたり、これかな、というのは模索しているんですけど、たぶんそんなに変わる気配もないので、ほんとに運よく何かが変わるか、この中でやっていくしかないのか、自分の中で覚悟を決めなければいけないなというのはありますし、ショート(プログラム)の3本のジャンプをしっかり。いつもはフリーで挽回できるからという気持ちでショートは気楽にいっていますけどこのままではフリーがあやしいので、ショートを頑張らなくてはいけないなという気持もありますし。でもまぁ今日までやってきたというのをほんとに活かすいい場面なのかなと思うので、まぁどうなるのか。

 ほんとにひどい状態ではありますけど、どうなるんだろうという楽しみっていうか、自分がどうするのかは興味深いものあるかなというのはあります。

――原因というのは靴とかではなく?根本的な要因みたいなものは?

 う~ん。どうですかね、全部のジャンプってなると靴のような気もするんですけど。ひとつのジャンプがとかだったら自分の跳び方云々だと思うんですけど、ほんとに、すべてのジャンプが同じようにちょっと変なので、って考えるとは思いますが、でもどうすることもできないので。ここで自分を見つけるしかない。その前に跳べるイメージが沸いてこないので。どうしたものかと。ほんとに20%ぐらいしか跳んでいないジャンプを試合でどう跳ぶかというのを考えるべきなのかと。見守っていただけたらと。なんだろう。こういうできない時の僕をどういうふうにできるようにするかというのをちょっと興味本位で見て頂けたらな、とは思っています。

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