2年ぶりに『AERA English2023』に登場してくれたTravis Japanの川島如恵留さん。日本でも大きな話題となったアメリカでの“修行”生活やそこで感じたメンバーと自身の成長、ファンへの思いを語った。
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2022年3月からメンバー全員で臨んだ米国ロサンゼルスでの"武者修行"、同年10月のグローバルメジャーデビューと、この1年間で大きな飛躍を遂げたTravis Japan。7人のメンバーの中でも随一の英語力を持つのが、川島如恵留さんだ。
「アメリカへ行ったのは、今成長しないと自分たちが目指すものに手が届かないことが分かっていたからです。世界デビューは、これまで積み重ねてきた時間の延長線上にあったこと。まだまだこれからだと思っています」
中学から大学まで、英語教育に定評のある青山学院に通い、イタリア、オーストラリアなどへの短期留学経験も持つ。その実力と度胸が発揮されたのは渡米後、人気オーディション番組「America’s Got Talent」、通称AGTに出演したときのことだ。審査員に「夢」は何かと問われ、“Our dream is to become the biggest star in the world!(夢は世界一のスターになることです!)”と答えた川島さん。さらに“This is the only place to make it happen, AGT! (AGTこそ、その夢をかなえられる唯一の場所です!)”と続け、会場を大いに沸かせた。
ロサンゼルス滞在中はグループで共同生活を送りながら、午前中は英語学校に通い、午後は歌やダンスのレッスンを受けた。語学学校で受けたテストの結果、川島さんが入ったのは、日本人は自分以外に一人もいない上級クラス。ヨーロッパや中東からの留学生に負けじとディスカッションでも積極的に発言し、入学から3カ月後には一番上のクラスに到達した。渡米中、ジャニーズJr.のYouTubeチャンネルで公開した動画では、その抜きん出た英語力から「孤高の如恵留くん」とメンバーに呼ばれ、照れ笑いする場面も。