龍馬のことを知っていくうちに、龍馬は僕が目指すべきところであるような気がしてきています。
いま法学部の3年です。将来は、弁護士になって、街の弁護士「マチベン」として市井の人の弁護をしたいと考えています。弁護士になるのは小学校からの夢。弁護士は、依頼主の要望を聞きながら相手との利害関係を図ります。その時のために、龍馬のような状況を見極める能力を養わなければと。仮に弁護士になれず、どのような道を選んだとしても──。坂本龍馬の名に恥じない生き方をしたいと思っています。
※AERA 2017年6月12日号