王子の恋の行方から目が離せない。(※イメージ)
王子の恋の行方から目が離せない。(※イメージ)
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 英王室ヘンリー王子。多くの女性と付き合ってきたが、いずれも実らなかった。しかし現在の交際相手とはロイヤル・ウェディングまで一気に進む可能性も予想されている。

 英王室のヘンリー王子(32)とアメリカ人女優メーガン・マークルさん(35)は、昨年春、王子がカナダ・トロントにインビクタス・ゲーム(負傷した兵士などを対象とする国際スポーツ大会)の打ち合わせに出向いた時に知人の紹介で知り合った。

 マークルさんのインスタグラムに写った腕輪は白、黒、黄の3色で、王子が当時つけていたものとそっくりだったことから騒ぎが広がった。それを受け、王子は彼女との交際を認める声明を出し、マークルさんも「私は世界で一番ラッキーな女の子」と言ってのけたのだった。

●カナダと英を行き来

 王子は昨年11月20日から公務でカリブの島々を訪れた。多くの人たちと触れ合うツアーだったが、約2週間の日程を終えてイギリスに帰国するとき、驚くべき行動に出た。予定日に戻らず、彼女が現在暮らすトロントに飛んだのだ。彼女のアパートに宿泊して夜行便で帰り、翌朝ロンドンの金融街での公務に赤く腫れた目のまま滑り込んだ。予想される批判に先手を打ち、回り道にかかった航空運賃は税金からではなく、王子のポケットマネーから支払われたと発表している。ただ英王室には公務での旅程に私的な旅行を挟んではいけないという規定があり、批判はくすぶっている。

 しかしもう2人を誰も止められない。王子がトロントを訪ねた翌週にはマークルさんがロンドンに来て、王子の住まいのケンジントン宮殿に宿泊、2人でクリスマスツリーを選んだり演劇を楽しんだりした。

 マークルさんは、ロサンゼルス生まれ。父親(72)はオランダ・アイルランド系の白人でハリウッドの照明ディレクターだった。アフリカ系アメリカ人の母親(60)はセラピストでヨガインストラクター。2人はマークルさんが6歳の時に離婚。ノースウェスタン大学で演劇と国際関係を専攻し、卒業後はアルゼンチンのアメリカ大使館に勤務。帰国後、テレビなどに単発で顔を見せるようになった。現在は大手法律事務所が舞台の人気テレビシリーズ「SUITS/スーツ」で弁護士のアシスタント役でレギュラー出演している。

 さらに人道支援にも熱心で、王子がレソトなどで母ダイアナ元妃の遺志を継ぎエイズの子どもたちを援助していることから、意気投合したとも言われている。

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