中間:コンサートの打ち合わせでもみんな遠慮なく意見を言い合うんだけど、衝突しない。お互いを尊重し合ってるからだと思う。
神山:ずっとアホやってるというか、基本的にリハーサルの現場でもわちゃわちゃしてる。全員そろうと、あんまり“仕事”って感じがしないかも。
中間:昔はそれこそ「てっぺん目指すぞ」みたいなことを言っていて、ギラギラしてた。もちろん活躍したい気持ちはいまも変わらないけど、何よりこのメンバーで楽しく仕事をしたい。このメンバーじゃなかったらなんて考えられませんね。
──皆さんが思うジャニーズWESTの強みは?
重岡:僕自身は「人と違うことをしたい」と思っているから、グループになるとさらに面白いことができると思ってる。それから、「近所のお兄ちゃん」くらいの距離の近さ。
濱田:長い脚を組んでキラーン、みたいなグループじゃない。スター感って僕らには似合わない。
小瀧:一般人感あふれてます(笑)。コイツらアホやってるな~、と思ってもらえたらうれしい。今度デビューするキンプリ(King & Prince)に対しても、めっちゃヘコヘコしますから(笑)。
中間:ファンの方のことは友達とか、メンバーの一人だと思っている。僕らに恋する感じじゃないでしょ(笑)。だから家族や彼氏と一緒にラフに楽しんでほしい。みんなのプライベートが充実することが一番。
桐山:皆さんの学校とか会社にいるお調子者が集まったみたいな存在でありたい。WESTの曲を聴くと元気が出るとか。
小瀧:新曲(「プリンシパルの君へ」)も、ぜひ楽しんでほしいね。ポップでチャーミングな曲だから。
重岡:王道ジャニーズで、照れましたけど(笑)。
神山:衣装もあんな王子様ぽいのは初めてやったんで、新鮮だった。「やっとジャニーズやな」みたいな(笑)。
藤井:このふり幅の大きさやギャップが、WESTの魅力やろうね。
(取材・構成/本誌・太田サトル、伏見美雪、野村美絵)