

センター試験や私立大入試まであとわずか。直前期に心がけるべきことを専門家に聞きました。ぐっすり眠れるように夕方に散歩、家族で朝型の生活に、親は受験生に「大丈夫?」と聞かない……。親子で確認し、実力を発揮できる環境を整えよう。
【入試で実力発揮するために!センター試験前の生活心得 7カ条とは?】
「願書を出したら結果が出るまでは、受かる!と思うことです。不合格だったときに、何がよくなかったか分析して、その後のことを考えればいい。たとえ失敗しても、それですべてが終わるわけではありません。受験直前期は気持ちを楽にして、明るく過ごすことが大切です」
東大合格者数36年連続日本一の開成高校の柳沢幸雄校長はこう語る。柳沢さんも大学入試の直前に不安にかられたが、小学校の恩師に、「もしもダメだったときには、自分が生きたいと思っている年よりもう1年長く生きればいい」と言われ、気持ちが楽になり合格したという。
緑鐵受験指導ゼミナール代表で、『受験本番に勝つ!77の作戦』(ブックマン社)などの著書がある精神科医の和田秀樹さんも、「合格すると思い込む」ことを勧める。