振り付けのテーマについては、

「テーマはなんだろうね……、わかんないです(笑)。舞らしいキラキラした夢のあるクリスマス、あとは可愛らしいのを取り入れました」(真央)

 真央の指導者としての能力について舞は、

「目の前で『こうやってやるんだよ』と実際にしてくれるので、私としてはすてきな見本があるのでわかりやすいです。あと動画を撮ってくれて、『ここ、こうして!違う!』と解説してくれる。それを聞くのも楽しみです」
 と太鼓判を押した。

 真央は今後の指導者としての活動について聞かれると、
「いずれは、子供が大好きなので教えたいなという思いは、頭の片隅にちょっとあります。今回初めて舞のプログラムを作るのも、自分がどんな風にどれだけできるのかなというチャレンジでもありました。まだまだスタートしたばっかりですけど、これからそういう話があれば、ちょっと考えて見たいなというのはあります」

 と語った。

 二人のやり取りを見て記者が思い出したのが、10月31日に新横浜スケートセンターであったスケート教室での場面。

 子供たち十数人を相手に、浅田姉妹が30分ほど指導した。子供たちの年齢や技術レベルはバラバラで、スイスイ滑る子もいれば、立つのもやっとの子もいた。

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