●フランス
一口噛むと、弾力ある歯ごたえ、口中に広がる濃厚な味わいに驚かされる。
「飼育されているハトとまったく違います。フランスでジビエが好まれるのは、フルボディーのワインと合うからだと思います」(シェフの廣瀬幸助さん)
野趣あふれる肉を、ハトの骨、豚の血、鶏レバー、赤ワインで作ったソースとともにいただく。ボルドーのワインとのマリアージュは完璧だ。
レストラン ピジョン
東京都新宿区西早稲田3‐27‐4第一キャラット河俣ビル1F/営業時間:11:30~13:30L.O.、18:00~21:00L.O.(木は夜のみ)/定休日:水
●中国
「広東省では、アヒルの舌をよく食べます。煮詰めた鶏がらスープに漬け込んでから素揚げし、ネギ、ショウガと一緒に炒めるんです」(社長の陸定全さん)
かの地では、舌は奪い合いのために高級食材。一方、日本では捨てる部位だから、安く入手し手ごろな値段で提供できるという。二股に分かれているほうが根元で、カリカリした食感。舌先は軟らかく、ゼラチン質を楽しめる。ビールのつまみに最適!
大珍樓本店
神奈川県横浜市中区山下町202/営業時間:11:00~21:30L.O. /定休日:月/本店は1 月31日で閉店。2 月1 日からは新館(山下町143)で、この料理を味わえる
※週刊朝日 2017年1月27日号
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