数々の魅力的なキャラクターが登場する野球漫画
数々の魅力的なキャラクターが登場する野球漫画
あなたの好きなキャラクターは?
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次点のメンバーも超豪華
次点のメンバーも超豪華

 無数に存在する日本の野球マンガ。様々な世界観、個性的なキャラクターたちを中心に繰り広げられるドラマはどれも魅力的だ。

【メンバー表】野球マンガで選んだ史上最強ベストチームはこれ!

 だれもが少年時代に読んだ作品に思い入れがあるだろう。ふと「野球のキャラクターたちで、ベストメンバーを組んだらどうなるのか?」と夢想したことはないだろうか。

 そこで独断・偏見ではあるが、野球が最も盛り上がるこの時期に『野球マンガオールスターチーム』を独自で選出したいと思う。小中高などのアマチュア、またプロ野球メジャーリーグが舞台になったりと、それぞれのマンガで世界観が違い、かつ“現実離れ”したものも少なくない。それらを踏まえ今回は能力的な基準だけではなく、見た目や性格などを含めたキャラとしての魅力も加味して選んでみた。

■投手

先発:番場蛮(「侍ジャイアンツ」作:梶原一騎、画:井上コオ)
 
 野球漫画史上に残る数々の魔球を駆使し、巨人の黄金期を支えた。10連覇をかけたシーズンでは「分身魔球」を開発。チームの勝利のため体力の消耗の激しい同魔球を多投し、最後はマウンドで立ったまま絶命するという衝撃のラストとなった。他にも「海老投げハイジャンプ魔球」などルールを無視した投法も多いが、“ありえない”プレーは昭和の漫画の魅力がふんだんに詰まっている。

次点:上杉達也(「タッチ」あだち充)

中継ぎ:凡田夏之介(「グラゼニ」作・森高夕次/画・アダチケイジ)

「努力と根性」「ライバルとの戦い」「仲間との友情」などがメインテーマとなる野球漫画が圧倒的に多いなか、「お金」がメインとなった異端な作品の主人公。野球の能力で特出した点はないが、一軍選手の大多数の年俸を覚えるなど、野球以外では特技が多い。

次点:水原勇気(「野球狂の詩」水島新司)

抑え:毒島大広(「ストッパー毒島」ハロルド作石)

 粗暴な性格、粗削りながら高い身体能力を生かしたプレー、そして技術的、精神的に成長していく様はバスケットボールの人気漫画「スラムダンク」の桜木花道を彷彿とさせる。左投げだが、メジャーリーグの伝説的右腕ノーラン・ライアンを思わせる豪快なフォームから160キロを超える豪速球を投げ込む姿に魅せられたファンも多いはず。

次点:茂野吾郎(「MAJOR」満田拓也)

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捕手はやっぱりあのキャラ