紀平梨花、自信喪失していたジュニア時代 躍進の背景に“粘り” (3/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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紀平梨花、自信喪失していたジュニア時代 躍進の背景に“粘り”

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野口美恵AERA
紀平梨花はシニアデビュー1年目。スケートに集中するため、通信制のN高校に通い、移動中にパソコンで勉強して練習時間を確保する (c)朝日新聞社

紀平梨花はシニアデビュー1年目。スケートに集中するため、通信制のN高校に通い、移動中にパソコンで勉強して練習時間を確保する (c)朝日新聞社

 2年間の試行錯誤から精神面のコントロールのコツをつかんだ今季、11月のNHK杯フリーでトリプルアクセル2本を降りた。

「NHK杯の時はまだ、『自分はできない人、私にできるかな』と思っていて、すごく緊張しました。でも集中できたことで、自信がつきました。『NHK杯の緊張のなかで、集中できたんだから』と思うと、フランス杯もGPファイナルも自分を信じることに慣れてきました」

 ニューヒロインの活躍は、一夜だけの偶然ではない。何年もかけて、確実に積み増してきた技術と精神力が勝因なのだ。

「子どもの頃から、4年に1度の決戦というオリンピックで金メダルを取りたいと思って、睡眠時間を削って早朝練習にも行って頑張ってきました」

 そう言い切る瞳に、本気の炎が宿っていた。(ライター・野口美恵)

AERA 2018年12月24日号より抜粋


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