中学入試で“桃太郎以外”を主役に物語創作 選抜方法に多様化の波 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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中学入試で“桃太郎以外”を主役に物語創作 選抜方法に多様化の波

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AERA#教育
【当たり前を疑う】かえつ有明中学・高校/早い時期から帰国生を受け入れたり、ディープラーニングに取り組んだりと先進的な教育を実施(写真:学校提供)

【当たり前を疑う】かえつ有明中学・高校/早い時期から帰国生を受け入れたり、ディープラーニングに取り組んだりと先進的な教育を実施(写真:学校提供)

【英語で物語創作】共立女子中学・高校/首都圏の女子校で生徒数が最多。オンライン英会話などの英語教育や、茶道、華道といった日本文化教育に定評(写真:学校提供)

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 グローバル時代を反映して、英語を使った入試も増えている。首都圏では今年、昨年より17校多い112校が実施。共立女子中学(東京都千代田区)の「英語インタラクティブトライアル入試」は、英語によるゲームや会話、物語の創作を行う。ゲームは、対のカードが全員に配られ、自分と同じカードの持ち主を質問によって探し当てる。絵の内容を直接問うのはNGなので、質問を工夫しなければならない。

 物語の創作は、選んだカードの絵をイメージして、ストーリーを展開する。草原の絵から「突然UFOが現れ、宇宙人が降りてきて……」「地面に開いた穴を通り抜けると……」など、独創的なストーリーを流暢な英語で答える受験生もいたという。
「本校の英語の授業はアウトプットを重視しており、入試でもあえてペーパーをなくしました。英語力と共に、コミュニケーション力や協調性などを測るやり方を探して議論を重ねました。結果としては非常にうまくいったと思います」(英語科・石田大介教諭)

 目前に迫った大学入試改革だが、中学入試の方が先をいっているのかもしれない。(ライター・柿崎明子)

AERA 2018年7月16日号


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