経済的貧困ではない「関係の貧困」が子どもの読解力に影響 (3/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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経済的貧困ではない「関係の貧困」が子どもの読解力に影響

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市岡ひかり,小柳暁子,柿崎明子AERA#教育
八王子つばめ塾/経済的に苦しい家庭の子どもたちのための学習支援を無料で行っている。韓国KBSテレビでも紹介され、海外からも注目されている(写真:八王子つばめ塾提供)

八王子つばめ塾/経済的に苦しい家庭の子どもたちのための学習支援を無料で行っている。韓国KBSテレビでも紹介され、海外からも注目されている(写真:八王子つばめ塾提供)

「貧困家庭からは人間関係が急速に奪われているが、スマホは誰でも持っている。テクノロジーは同じ普及率なのに、人間関係の濃密度が違いすぎる。しかもテクノロジーによって余計に人間関係を持たなくてすむようにされている。これは酷なことです」

 現代の貧困の特徴として、「経済の貧困」に加えて、人間関係を持つことができず社会的に孤立する「関係の貧困」があると言われる。

 読解力の低下に影響を与えているのは「関係の貧困」であると言えるのではないか。

「無料塾は、学習という一つの軸を中心として新たなコミュニティーを再構築しています。貧困家庭へのアプローチとして有効だと思います」 (編集部・市岡ひかり、小柳暁子/ライター・柿崎明子)

AERA 2018年4月16日号より抜粋


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