インフルワクチンは「鼻から」が効果的? あの痛みから解放される人も (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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インフルワクチンは「鼻から」が効果的? あの痛みから解放される人も

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編集部・山口亜祐子AERA#インフルエンザ#病気
「腕にチクッ」から解放される?(※イメージ)

「腕にチクッ」から解放される?(※イメージ)

 フルミストは、アメリカで2003年に承認され、現在は4種類のインフルエンザウイルスを含むワクチンとなっている。アメリカでは、ぜんそく患者や妊婦などを除く健康な2~49歳までの人に投与が認められており、欧州やカナダ、イスラエルでも承認されている。販売元であるイギリスの製薬会社アストラゼネカによると、アメリカでの承認以来、世界で1億本以上が出回っているという。

 日本では、インフルエンザの予防接種は腕に打つ注射タイプが一般的で、フルミストは承認されていない。接種はあくまでも自己責任。万一、重い副作用が出ても国の補償を受けることはできないが、5年前からフルミストを扱う東京都内の輸入代行会社の担当者はこう話す。

「受注本数は毎年、倍増傾向にあります。特に昨年と今年は問い合わせも多い」

●年齢制限のないワクチン開発中

 おりつこどもクリニックでも、2年前の仕入れ本数は100本だったが、3年目となる今シーズンは、2回にわけて計400本を確保した。それでも、予約開始をホームページで告知した途端に電話が鳴りやまなくなり、1日たたずに埋まってしまった。なかには、茨城県から受けに来る人もいるほどだ。

「注射を嫌がる子どもの接種がしやすくなった。インフルエンザの予防の選択肢が増える」

 と折津院長は話す。

 こうした需要の高まりを受け、企業も動いている。


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