まるで大喜利?松竹芸能とコラボも 元テレビマン校長 斬新な取り組み (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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まるで大喜利?松竹芸能とコラボも 元テレビマン校長 斬新な取り組み

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放送作家→大阪府立金岡高校長和栗隆史さん(54)わぐり・たかし/1961年生まれ。横浜市出身。放送作家として「たけしの日本教育白書」(フジテレビ系)など教育関連の番組も手がけた。日本語の語源に関心が高く、自称「語源ハンター」。『ぷらり日本全国[語源遺産]の旅』(中公新書ラクレ)などの著書も(撮影/写真部・大嶋千尋)

放送作家→大阪府立金岡高校長
和栗隆史
さん(54)
わぐり・たかし/1961年生まれ。横浜市出身。放送作家として「たけしの日本教育白書」(フジテレビ系)など教育関連の番組も手がけた。日本語の語源に関心が高く、自称「語源ハンター」。『ぷらり日本全国[語源遺産]の旅』(中公新書ラクレ)などの著書も(撮影/写真部・大嶋千尋)

 転機は東日本大震災。何人も知り合いが被災し、ボランティア活動にもかかわった。母親の死去も重なった。

「毎日が文化祭のような、テレビの仕事をする気分には戻れませんでした」

 そんなある日、ネットで大阪府の民間人校長の募集要項を目にした。正解のない時代には自ら課題を見つけて解決する力が求められる。そんな子どもを育てるため、頭の柔らかい人に来てほしい──。募集要項を自分なりにこう解釈し、「呼ばれた、という気がして」応募。面接では「普通の学校に奇跡を起こす」とアピールし、採用された。

「ゼロ・プラス・ワン」をキャッチフレーズに掲げ、ことあるごとに生徒に呼びかける。

 放送作家がアイデアを100個出しても、世に出るのは一つかもしれない。でも、いくら失敗したって、ゼロに戻るだけ。作家経験から得た人生訓だという。

「失敗を恐れず、まず一歩踏み出す勇気を。そんな意味です」

 任期は原則3年。限られた時間のなかで新しい企画を次々に繰り出し、教え子たちに「背中」を見せるつもりだ。

AERA 2015年11月16日号より抜粋


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