前澤社長が始めたTikTok  〝成り金〟丸出しでツッコミ満載 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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前澤社長が始めたTikTok  〝成り金〟丸出しでツッコミ満載

中将タカノリ週刊朝日
前澤友作さん(C)朝日新聞社

前澤友作さん(C)朝日新聞社

 ファッション通販サイト運営会社「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏が6月5日、動画アプリ「TikTok」に自身のアカウントを開設した。記念すべき第1弾の動画は「ロールスロイスの車内」と題するものだ。

 BTSのヒット曲「Dynamite」をBGMに、エルメス製の革が張られた座席や運転手、ビーチサンダルを履いた自身の脚を披露。その後も、5千円のインスタントラーメンや、高級すし店で出された珍味の食事風景などを次々に投稿している。

 ダンスや歌などの動画が主流のTikTokでなぜ、このような動画を披露したのか。前澤氏の動画を鼻持ちならない“成り金”趣味ととらえる人は多いようで、インターネット上には「ついていけない」「お金配り以外に興味ない」といった冷めた声があふれる。

 昨年7月にアカントを開設して以来、再生回数5千万回超を記録するTikTok界の人気者「橋本兄妹」に前澤氏の動画の評価をたずねたところ、「全体的にスピード感やワクワク感に欠けている。BGMの選曲も流行遅れ。前澤社長だと知らなかったら確実にスルーしてます」と一蹴。動画のコメント欄を書き込みできない設定にしていることについても「TikTokはコメント欄での盛り上がりが醍醐味なので残念」と不満を漏らした。中学生や高校生、トレンドに敏いユーザーが多いTikTokにあって、前澤氏の動画が悪目立ちしてしまったことは至極当然の結果のようだ。

 余計なお世話だろうが、今後のイメージ改善はないものか。橋本兄妹は「Twitterでしていたように『コメント書いてくれた方にお金プレゼントします』の企画をすればいいんじゃないでしょうか」とアドバイスした。

 今年12月には以前から公言している“夢”の宇宙旅行に向けてISS(国際宇宙ステーション)に出発するとされる前澤氏。どうせTikTokを始めるなら、そのタイミングで宇宙空間でのダンス動画などを披露したほうが、はるかに好意的な反応が得られたのではなかろうか。

橋本兄妹(はしもときょうだい)/お笑い芸人の兄、橋本大祐とミュージシャンの妹、橋本菜津美によるユニット。2020年7月11日にTikTokアカウントを開設し「バイトリーダーシリーズ」と呼ばれるコント動画シリーズを投稿したところ反響を呼び、これまでに5千万回以上の再生回数を記録する大ブレイクを果たした。

(中将タカノリ)

※週刊朝日2021年6月25日号に加筆


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