川上哲治、柴田勲、石井琢朗…投手から野手に転向して大ブレークした選手たち (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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川上哲治、柴田勲、石井琢朗…投手から野手に転向して大ブレークした選手たち

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牧忠則週刊朝日
現役時代の川上哲治(C)朝日新聞社

現役時代の川上哲治(C)朝日新聞社

1980年に2千安打を達成した巨人の柴田勲(C)朝日新聞社

1980年に2千安打を達成した巨人の柴田勲(C)朝日新聞社

横浜時代の石井琢朗(C)朝日新聞社

横浜時代の石井琢朗(C)朝日新聞社

・福浦和也(ロッテ)

投手 1軍登板なし

野手 2235試合出場 打率2割8分4厘、118本塁打、935打点、10盗塁、2000安打

 地元・千葉県出身で、ファンから愛された「幕張の安打製造機」。習志野高から93年ドラフト7位でロッテに投手として入団したが、左肩の故障で1年目の途中に野手転向。4年目の97年に1軍デビューしてチャンスをつかむと、01年に打率3割4分6厘で首位打者を獲得した。広角に打ち分ける卓越した打撃技術で01年から6年連続して打率3割をマーク。一塁の守備でもゴールデングラブ賞に3回輝いた。現在はロッテで2軍ヘッド兼打撃コーチを務める。

・糸井嘉男(日本ハム、オリックス、阪神)

投手 1軍登板なし

野手 1502試合出場、打率.3割2厘、163本塁打、697打点、297盗塁、1624安打

 京都府出身。近大で4年時にエースとして注目され、03年ドラフト自由枠で日本ハムに入団。投手として将来を嘱望されたが2年目まで1軍に昇格できず、3年目から野手に転向した。球界屈指の身体能力で頭角を現し、09年から6年連続で打率3割をマーク。不動の主軸として活躍した。オリックスに移籍後も14年に打率3割3分1厘で首位打者を獲得。16年は53盗塁でNPB史上最高齢の35歳で盗塁王に輝いた。同年オフにフリーエージェント(FA)宣言して阪神に移籍。39歳を迎える今年もチームに不可欠な存在だ。

・雄平(ヤクルト)

投手 144試合登板、18勝19敗、1セーブ、17ホールド、防御率4.96

野手 925試合出場、打率2割9分3厘、66本塁打、377打点、38盗塁、858安打

 東北高(宮城)では150キロを超える剛球を武器に「高校ナンバーワン左腕」と評され、メジャーリーグの球団からも注目された。02年秋のドラフト1位でヤクルトに入団し、高卒1年目に5勝をマークしたが、制球難が解消されずに10年から野手に転向。11年に登録名を本名の高井雄平から「雄平」に変更し、14年に打率3割1分6厘、23本塁打でベストナインを獲得した。18年オフに年俸1億円に。NPBに投手で入団して野手に転向した選手で大台突破は石井琢、福浦、糸井に次いで4人目の快挙だった。(牧忠則)

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