“ブス”イジリは「かわいそう」の感想に鈴木おさむが戸惑い (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

“ブス”イジリは「かわいそう」の感想に鈴木おさむが戸惑い

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
鈴木おさむ週刊朝日#鈴木おさむ
鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

日大アメフト部の内田前監督が選手に指示した悪質タックル事件の会見 (c)朝日新聞社

日大アメフト部の内田前監督が選手に指示した悪質タックル事件の会見 (c)朝日新聞社

 パワハラ問題が明るみに出ることにより、その業界での膿が出る場合もある。どの世界にもアンタッチャブルな部分があって、それはあまりにも時代錯誤と思われるものも。誰しもが触れることのできなかった「膿」を出せる環境になった。業界全体が「膿」と思う場合は、その告発が大多数の正義となるのだが、今の時代、数人が不快と感じたことを「パワハラ」として告発できてしまう。そして、数人の感覚をその業界全体に見せてしまうこともできる。それが怖いから、若い世代に対して必要以上に敏感になりすぎてしまう。どこからがパワハラになるのか?というのも、企業にとって大きな問題になっていくのだろう。たとえば、出世レースってどうなのか? A派とB派が社内で争っていて、結果、社長がA派を選ぶ。A派はB派をラインからはずしていく。わかりやすく「トバす」ことをする。周りから見たってそれは超わかりやすい。これです。これをね、50代の人はね、これが会社での戦いだと理解するし、それが「当たり前」だけど、これが20代の人だと、これを「パワハラ」と呼ぶ人もいるのかもしれない。「社内の人事という権力により、地方の支社にとばされました」と言いだす人もいるかもしれない。

 パワーの逆が「バランス」なんじゃないかと思っているのだが、このままパワーを排除して「バランス」を取っていくと、結果、それがバランスを崩していくんじゃないかと勝手に思っている。

週刊朝日  2018年9月21日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい