ガレッジ川田が患った急性肺塞栓症 通称「エコノミークラス症候群」だがビジネスクラスでも… (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ガレッジ川田が患った急性肺塞栓症 通称「エコノミークラス症候群」だがビジネスクラスでも…

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別所文週刊朝日#ヘルス

お笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹(左)と相方のゴリ(c)朝日新聞社

お笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹(左)と相方のゴリ(c)朝日新聞社

 お笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹(45)が急性肺塞栓症(そくせんしょう)の治療のため休養すると、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表した。

 この急性肺塞栓症(静脈血栓塞栓症)は、通称「エコノミークラス症候群」としても知られ、おもに飛行機や車の中など長時間座り続けて脚を動かさないことが誘因になる疾患だ。ただ、狭い座席のエコノミークラスだけでなく、ビジネスクラスなど広めのシートに座り続けて発症するケースもあることから、「ロングフライト血栓症」とも呼ばれている。重症化すると命に関わるため、早期発見と適切な予防法が不可欠だ。医学的には「静脈血栓塞栓症」といわれ、脚の深いところにある静脈に血栓ができて、肺の血管(肺動脈)を詰まらせる病気だ。

 立ったり歩いたりして、普通に脚を動かす生活をしていれば発症のリスクは少ない。脚の筋肉がポンプの役割をして、血液を心臓に向かって送り出すからだ。しかし、入院加療、飛行機の長時間の搭乗(ロングフライト)、被災後の避難生活での車中泊などで脚をじゅうぶんに動かさない状態や、座った姿勢で脚を曲げた状態が続くと、血流が悪くなり血栓ができやすくなってしまう。

 入院加療の場合と、ロングフライトや車中泊の場合で病気が起こるしくみは同じだが、対策などが異なるため、ここでは後者が誘因になる静脈血栓塞栓症について述べる。

*  *  *
 静脈にできた血栓は血管壁にへばりつき、数センチ~数十センチと徐々に増大していく。血栓は、できても小さければ自然に溶けてしまい治癒する。しかしある程度の大きさになると自然に溶かしきれなくなり、さまざまな症状を引き起こす。

 血栓がふくらはぎにとどまっている段階では無症状のこともあるが、脚の違和感、鈍痛、押して痛みのある圧痛、むくみなどがあらわれる。血栓が大腿部や骨盤内まで広がって静脈が詰まると、脚全体がむくみ、鈍痛や歩行困難をともなう。


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