浅田真央は逃げたり、偽ったりしない “真央”番語る (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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浅田真央は逃げたり、偽ったりしない “真央”番語る

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バンクーバー五輪では金メダルにあと一歩届かなかった(c)朝日新聞社

バンクーバー五輪では金メダルにあと一歩届かなかった(c)朝日新聞社

浅田真央の軌跡(週刊朝日 2017年11月10日号より)

浅田真央の軌跡(週刊朝日 2017年11月10日号より)

 5歳のころから真央さんが通う名古屋スポーツセンターのスタッフにも心くばりを忘れない。

 バンクーバー五輪後には銀メダルを持って、リンクに挨拶に来て、スタッフに見せてくれた。退職しても今でも真央さんと親しくしている一人は首から銀メダルを下げた。

 リンク近くにある「互楽亭」の井上一夫さんは言う。

「もって生まれたものでしょうね。小さいときから皆に好かれる子でしたよ」

 市内に泊まっていた真央さんのためにチャーハンを作った。すると真央さんは帰りに時間を作って、

「わざわざお礼を伝えに、店まで来てくれたんです」

 たいてい注文するというチャーハンが「真央ちゃんチャーハン」という看板メニューになった。チャーシューにハム、かまぼこなどが入った和風テイストだ。

 この「互楽亭」はファンが訪れる聖地になっている。今夏に名古屋で行われたアイスショー。全国から泊まりがけで来たファンが行ったのが、「真央聖地巡礼」という。まずはショーの前日に大須のリンクに足を運び、展示されている真央さんの靴を見る。

「その日は入場券がよく売れました」(関係者)

 続く聖地は互楽亭だ。ファンが注文するのはもちろん「真央ちゃんチャーハン」。

 ファンだけではない。

 引退発表後、8月4日には、「愛知県県民栄誉賞」が贈られた。10月12日には菊池寛賞(日本文学振興会主催)の受賞が発表された。

 県知事の大村秀章さんは、「結果だけでない。魂のこもった演技と、決して諦めない不屈の精神。常に夢に向かってひたむきに努力を続ける姿と、その笑顔」と話してくれた。

 記念に贈ったティーセットは、真央さんたっての希望で、受け皿の中央にスケート姿などのシルエットをあしらった、世界でたったひとつのものだ。

 10月12日、真央さんはブログで宣言した。

「JALホノルルマラソン、走ります!」

 全日本選手権がある12月。リンクではなく常夏の島ハワイで、初マラソンに挑戦すると発表したのだ。


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