渡辺えり「死の恐怖から逃れるため」 演劇始めた理由語る (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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渡辺えり「死の恐怖から逃れるため」 演劇始めた理由語る

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週刊朝日
俳優・演出家の渡辺えりさん、俳優・土屋良太さんの二人はその出会いを振り返る。(※イメージ)

俳優・演出家の渡辺えりさん、俳優・土屋良太さんの二人はその出会いを振り返る。(※イメージ)

 結婚当初、妻40歳、夫28歳の年の差カップルは、大きな話題となった。あれから22年。俳優・演出家の渡辺えりさん、俳優・土屋良太さんの二人はその出会いを振り返る。

*  *  *
夫:若いころはよくケンカしては飛び出しましたよ、僕が。まあ、圧倒的な格差婚でしたから。今もそうですけど。

妻:ささいなことで言い合いになってね。

夫:コンプレックスですよ。俺だって、お前の世話にならなくてもやっていけるんだ! 今に見てろ!みたいな。でもね、えり子さんってすごいんです。すぐに携帯に電話かけてくるの。何事もなかったかのように「お夕飯どうする?」。

妻:あははは!

夫:おいおい、ケンカしてんだぞ?と思いながらも「何時に帰るー?」なんて、のんきな声で聞かれると……。「すぐ帰るよ!」なんて、精いっぱい不機嫌な声作ったりして。

妻:頭に血が上ってるだけなんだなって思ってね。

夫:気持ちの切り替えがすごいよね。

妻:いつまでも引きずってても、しょうがないでしょ。

夫:おかげでこっちも帰りやすかったんですけどね(笑)。

――出会いは妻が主宰する劇団の養成所だった。妻はすでに数々の賞を受賞し、テレビや映画でも活躍する有名人。夫は大学を卒業後間もない新人だった。

夫:早稲田で演劇をやっていたんです。僕らのころは小劇団の立ち上げがブームで、俺たちも!なんてその気になって……。でも、卒業してからどうしよう、と。1年ぐらい、ぶらぶらした後、どこかへ入らなきゃと、あちこちの劇団を受けまくりました。

妻:うちと、青年座と大人計画に受かったんだっけ。

夫:そう。公演をろくに見もせずに受けて。いろいろ迷った末に、劇団3○○(さんじゅうまる)の養成科「夢人塾」に入ったんです。

妻:新人を発掘しようと作った養成所の1期生でね。

夫:いろんな授業がありました。毎日、日替わりで、日舞、バレエ、パントマイム、殺陣(たて)、コント……。


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