歯周病で悪化も 自覚症状ない新たな国民病「慢性腎臓病」とは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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歯周病で悪化も 自覚症状ない新たな国民病「慢性腎臓病」とは?

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週刊朝日#病気
歯周病で悪化も?(※イメージ)

歯周病で悪化も?(※イメージ)

 歯周病があると体内に入った歯周病菌が腎臓から排出されずに、血液を循環することで腎臓病が悪化するといわれている。さらに歯周病は、糖尿病などの腎臓病を悪化させる原因となる病気とも関係があり、治療することが大切だという。

 歯周病の治療をするとCRP検査の値が陰性化し、血清クレアチニンも以前の1.3mg/dl前後に改善した。

「その後、食事指導やカリウム値正常化などの工夫を並行しておこない、腎機能は安定しました」(同)

 CKDは、末期腎不全の直前まで自覚症状が乏しい。人工透析が必要な末期の患者でも、6人に1人ほどは、病院を受診して初めて腎不全が判明するのだという。

「多くの患者さんは、学校、職場、地域の健診などで、たんぱく尿や腎機能障害などを過去に指摘されたことがありますが、自覚症状がまったくないため軽視してしまいます。しかし放置していると、20〜30年という長い年月を経て末期腎不全へ進んだり、心血管疾患を引き起こしたりすることがあるため、注意が必要なのです」(同)

週刊朝日 2016年1月29日号より抜粋


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