プレミア12「がっぷり四つに組んでくれない相手にどうするか」東尾修が指南 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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プレミア12「がっぷり四つに組んでくれない相手にどうするか」東尾修が指南

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修

プレミア12、日本は優勝候補!(※イメージ)

プレミア12、日本は優勝候補!(※イメージ)

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、今年の日本シリーズを振り返り、また「世界野球WBSCプレミア12」の戦い方についても持論を展開した。

*  *  *
 ソフトバンクが圧倒的な力で2年連続日本一となった。投手の質の高さが目立った。救援陣は、後ろにいけばいくほど球の速い投手が出てくる。ヤクルト先発陣が先に点をとられると、一方的な展開になってしまった。

 ヤクルト先発陣は、第1、2戦では相手の弱点を探ろうとオーソドックスな攻め方が目立ったが、全般的には内角をうまく攻めていたと思う。ただ、同じ内角でも、高めを攻めているのか、低めを攻めているのかは見えなかった。

 内角高めに1球投げても、次に外角低めに投じたら打ち返される。配球が難しくなり、捕手の中村悠平は配球に腐心したことだろう。個の力の差を感じたのではないかな。

 セ・リーグの打点王となったヤクルトの4番、畠山和洋が「こんな強いチームが日本にあったのか」と語ったのを報道で知ったが、すべての部分でソフトバンクが上だった。近年の交流戦を見ても、パが優勢だ。打者は強く振る、投手は速い球を投げる。そうした点でセを上回っている。

 トリプルスリーを達成したヤクルトの山田哲人が3戦目に3本塁打を放ったのも、鋭いスイングを繰り出した結果だ。「強く振ったうえでの技術力」。これが一番大事だと再確認できたのではないかな。

 ドラフトを視野に入れたスカウトたちの目も変わってくるだろう。まず、強くバットを振れる、強く腕を振れる体を持った選手が求められるようになる。


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