――今は仲が良い?

「良いも悪いも普通ですよ。私が作った法案を、新党改革(当時は舛添代表)と国会に提出したこともあるし、議場で挨拶くらいはしていました。テレビ番組でも一緒に出演し、お互い、『一緒はイヤ』と言ったことはありません」

 目下の注目は片山氏が“元夫”の応援演説に行くのかどうか。安倍首相は今月19日、「行ってほしい」と片山氏に要請した。

「首相は細川・小泉連合を意識されていて、何か対抗できる話題作りを考えていたようです。そこで私となった(苦笑)。ただ行くとなれば、舛添さんが抱える二つの問題はクリアしておいていただきたい」

 二つの問題とは舛添氏が隠し子の養育費減額をめぐり元愛人Aさんと係争中という点。また舛添氏の実姉が生活保護を受ける際、役所からの扶養要請を舛添氏が断ったという点だ。

「実は私と婚姻関係にあるときに起きたことなんですよ。舛添さんはAさんと浮気してお子さんが生まれた。当初はその事実も認めようとしなかった。実姉の生活保護が始まったのも、離婚して数年以内のことです。3人のことを知っている分、誠実に対応して頂きたい。保守政党の自民党が推薦する候補者でもあるし、クリアされないのに応援演説までは、やはりできないですよね」

――最後にひと言。

「私は舛添さんと離婚した翌年の90年に再婚しています。片山家の嫁になって四半世紀経つことを、みんな忘れている(苦笑)。そこが歯がゆいですね」※週刊朝日 2014年2月7日号