「現場トップの私の責任だ」福島第一原発・吉田元所長の思い

原発

2013/07/18 16:00

 2011年3月11日の東日本大震災で水素爆発を起こした福島第一原発事故。当時の所長で、絶体絶命の危機回避の陣頭指揮をとった吉田昌郎(まさお)氏が7月9日、食道がんで亡くなった。吉田元所長がはじめてマスコミの前に姿を現し、取材に応じたのは事故発生から8カ月がたったころだが、その数か月前に本誌は吉田元所長の「肉声」を聞くことができていた。その言葉は、事故を起こしてしまった無念の思い、収束にかける情熱に満ちていた。

あわせて読みたい

  • 吉田元所長 「過度なストレスで命を縮めた」と先輩が嘆く

    吉田元所長 「過度なストレスで命を縮めた」と先輩が嘆く

    週刊朝日

    7/19

    「吉田さんだけは…」原発作業員たちが唯一信用した元所長

    「吉田さんだけは…」原発作業員たちが唯一信用した元所長

    AERA

    7/17

  • 原発汚染水たれ流し 故・吉田元所長の“遺言”を無視した東電の大罪

    原発汚染水たれ流し 故・吉田元所長の“遺言”を無視した東電の大罪

    週刊朝日

    8/29

    東電会議ビデオ 現場と本店の舌戦は音声なし

    東電会議ビデオ 現場と本店の舌戦は音声なし

    週刊朝日

    9/13

  • 室井佑月「『吉田調書』流出で安倍サイドの洗脳はぶちこわし」
    筆者の顔写真

    室井佑月

    室井佑月「『吉田調書』流出で安倍サイドの洗脳はぶちこわし」

    週刊朝日

    6/5

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す