江夏豊 広岡監督に「なんで痛風なの」で2軍落ち? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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江夏豊 広岡監督に「なんで痛風なの」で2軍落ち?

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週刊朝日
江夏豊さん (c)朝日新聞社 

江夏豊さん (c)朝日新聞社 

 と。そしたら場が妙な雰囲気になって、監督は出ていった。その遠征から戻ってすぐ2軍落ち。プロ18年目で初めてやったな。

 いろんな記録を達成してきたけど、最終的な目標は、日米で例のない1千試合登板やった。これが心の支えやった。だけど結局、シーズン終わりまで2軍。一度も昇格の打診すらなかったと2軍監督から聞かされて、「そんな世界なら未練はない」と、野球をやめることにしたんや。

 西武を自由契約になったあと、縁があって85年に米大リーグ入りに挑戦さしてもらった。日本球界を追われた36歳のオッサンが、ブリュワーズのメジャー契約をかけてスプリング・キャンプに参加するんや。完全燃焼するまでは野球やめられへんからね。最後に対戦したのがヤンキースで活躍したレジー・ジャクソン。メジャーで500本塁打してる彼が、すさまじい形相で打席に入ってきた。真剣勝負の末に、ちょっと外の抜いた球を左中間に運ばれた。あんなきれいなバッティングされたらもう、完全燃焼だよ。

週刊朝日 2012年11月23日号


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