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ここ1週間(2022年3月10日10時30分~2022年3月17日10時30分)で、震度1以上の地震を観測した回数は61回でした。16日23時36分、最大震度6強の揺れを観測した宮城県や福島県では、その後も地震が発生しています。

ここ1週間の地震発生回数

上の図は全国で、ここ1週間に震度1以上を観測した地震の震央を示したものです。ここ1週間(2022年3月10日10時30分~2022年3月17日10時30分)で、震度1以上の地震を観測した回数は61回でした。

宮城県と福島県で最大震度6強の地震

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16日23時36分、福島県沖を震源とする地震で、宮城県と福島県では最大震度6強の揺れを観測しました。宮城県や福島県では17日0時52分頃にも最大震度4を観測。その後も最大震度2の地震を6回、震度1の地震も複数回、観測しています。

揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。揺れが強かった地域では、地盤が緩んだり、積雪が不安定になったりしている可能性があります。土砂災害や雪崩が発生するおそれがあるため注意・警戒が必要です。

なお、過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意するよう気象庁は呼びかけています。特に、今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。

緊急地震速報が発表されたら

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地震はいつ発生するかわかりません。緊急地震速報が発表されたら、落ち着いて、身の安全の確保をしましょう。

室内にいる場合は、扉を開けて、机の下に隠れましょう。屋外にいる場合は、周囲の危険なものから離れて、頭を守ることが大切です。ブロック塀が崩れたり、看板が落ちてくることも考えられます。エレベーターの中でも慌てず、すべてのフロアのボタンを押すなどしてください。

日頃からできる備え

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国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップで、避難経路や危険箇所を確認し、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておいてください。

また、非常用持ち出し袋など、防災用品の準備や確認をしておくと良いでしょう。