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「読書」に関する記事一覧

「死人」を出さないチーム作りは極地探検隊に学べ 元グーグル人事担当が解説
「死人」を出さないチーム作りは極地探検隊に学べ 元グーグル人事担当が解説 「南極や北極などの極地へ向かう探検隊は、一つの判断の間違いが死に直結しかねないという意味で、究極のチームと言っていいと思います。軍隊も死と隣り合わせという意味では同様ですが、探検隊のリーダーからは、いわゆる『軍隊式』ではないリーダーシップのあり方を学ぶことができます」
ケチ臭くみえない老後の節約術 心が豊かになるちょっとした工夫とは?
ケチ臭くみえない老後の節約術 心が豊かになるちょっとした工夫とは? 退職して年金暮らしになると、日々節約に頭を悩まされる。あまりケチケチしすぎると、みじめな気持ちになり、生活を楽しめなくなってしまう。『ほどよい“居場所”のつくりかた――60歳からの人づきあいの知恵』の著者である菅原圭さんが、フードロスを出さない、メリハリを楽しむ、小さな贅沢をみつけるといった、ちょっとわくわくする豊かな節約術を紹介する。
大森貝塚発掘には裏があった! 知られざる「お雇い外国人」たちの熾烈な争い
大森貝塚発掘には裏があった! 知られざる「お雇い外国人」たちの熾烈な争い 大森貝塚の発掘で知られる動物学者エドワード・モースや、北海道の開拓使学校の教師だった地質学者ベンジャミン・ライマンは、いまもその名を知られるお雇い外国人だ。明治初年に来日したお雇い外国人は、近代科学を日本にもたらす傍ら、日本で科学史上の功績も上げていたが、その裏には彼ら同士の競争もあったようだ。
親が血眼になって子の“楽器”探す…小川洋子の新作が想起させる出来事
親が血眼になって子の“楽器”探す…小川洋子の新作が想起させる出来事 作家の小川洋子さんが新作の長編『小箱』を上梓した。作品の舞台は元幼稚園で、その講堂にはびっしりとガラスの小箱が置かれている。それは「死んだ子どもの未来を保存するための箱」。語り手の「私」は元幼稚園に暮らし、番人のように小箱や、訪れる親たちを見守る。着想の背景には、若くして亡くなったわが子が死後の世界で結婚できるよう、結婚式の様子を描いてお寺に奉納する「ムカサリ絵馬」という東北の風習がある。死のにおいがする同作品は、多くの人にとって忘れることのできないあの出来事を想起させる。AERA 2019年11月18日号に掲載された記事を紹介する。

この人と一緒に考える

ポンと煙が出て人が消える… 失敗から生まれた映画の撮影技術の面白さ
ポンと煙が出て人が消える… 失敗から生まれた映画の撮影技術の面白さ 撮影現場にて。周防正行監督(左)と議論をかわす脚本家の片島章三さん (c)2019「カツベン!」製作委員会 劇中の無声映画もすべて“新作”として撮り直している (c)2019「カツベン!」製作委員会 時代を感じさせる「アクション」もこの映画の味わいを深めている。映画で描き切れなかったストーリーを加えた小説版『カツベン!』。朝日文庫より、絶賛発売中! 映画『カツベン!』は12月13日全国ロードショー! (c)2019「カツベン!」製作委員会  無声映画の時代、「暗闇のスーパースター」と呼ばれた活動弁士<カツベン>たちの生き様を、周防正行監督が5年ぶりとなる新作映画「カツベン!」で描いている。
映画俳優よりも人気だった暗闇のスーパースターとは?
映画俳優よりも人気だった暗闇のスーパースターとは? 周防正行監督(右)と、脚本家の片島章三さん 物語の舞台となる映画館前で、館主役の竹中直人さんと俊太郎が出会う (c)2019「カツベン!」製作委員会 成田凌さんの堂々たる<カツベン>シーン。映画で描き切れなかったストーリーを加えた小説版『カツベン!』。朝日文庫より、絶賛発売中! 映画『カツベン!』は12月13日全国ロードショー! (c)2019「カツベン!」製作委員会  今からおよそ100年前、映画が活動写真と呼ばれ、まだ音がなかったサイレントの時代、大活躍していた活動弁士。登場人物の台詞に声をあて、物語を説明しながら独自のしゃべりで観客を沸かせる、まさに暗闇のスーパースター。その人気ぶりは、映画俳優をしのぐものだったそうだ。
【追悼・緒方貞子さん】その実像と凄みを長年取材した記者が明かす
【追悼・緒方貞子さん】その実像と凄みを長年取材した記者が明かす 日本人初の国連難民高等弁務官として、冷戦終結後の10年間、世界の難民支援を指揮した緒方貞子さんが10月22日に亡くなった。緒方さんを何度も取材した朝日新聞記者の石合力が、緒方さんの著書『私の仕事』(朝日文庫)の巻末解説で迫った、緒方貞子さんの真実とは? その一部を紹介する。
もう振り回されない! こき使ってくるアホへの撃退術<アホから解放される相談室>
もう振り回されない! こき使ってくるアホへの撃退術<アホから解放される相談室> 「アホとは戦うな。時間の無駄である」と提唱する、元政治家であり、現在はシンガポール・リークアンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎さん。しかし、シリーズ75万部を突破した著書『頭に来てもアホとは戦うな!』の読者からは、「それでも戦ってしまう……」と多くの悩みの声が寄せられているという。

特集special feature

    寝たきりのおばあちゃんがスタスタ歩き出す! 関節痛には筋トレより関トレ
    寝たきりのおばあちゃんがスタスタ歩き出す! 関節痛には筋トレより関トレ 『ひざ・腰・肩の痛みがとれる! 関トレ ビジュアル版』より 『ひざ・腰・肩の痛みがとれる! 関トレ ビジュアル版』より  加齢とともに関節の悩みは増える。しかし、筋トレを試してみたものの、あまり効果を感じられないという声も多い。『ひざ・腰・肩の痛みがとれる! 関トレ ビジュアル版』の著者であり、理学療法士の笹川大瑛氏によると、関節のトラブルには、筋トレとは違う、ふだん働かない筋肉=サボリ筋を鍛えることが大切だと指摘する。サボリ筋とは何か、どんなトレーニングが効果的なのか、同書より一部紹介する。
    「見てしまった男」地質学者ナウマンの知られざる一面とは?
    「見てしまった男」地質学者ナウマンの知られざる一面とは? 20歳目前で来日したナウマン(フォッサマグナミュージアム蔵) 少女時代のゾフィー  いくつか重なった偶然により、人生が大きく左右されることがある。明治の初めに来日し、10年ほどの間に東大教授として地質学を教えたエドムント・ナウマンもそうだったのかもしれない。日本でも故国ドイツでも、今はあまり名を聞かないが、じつは現代に通じる地質学上の大きな功績を残していた。
    43年前に見つかった巨大ザメの知られざる生態とは? 「さめ先生」にとことん聞くサメの魅力
    43年前に見つかった巨大ザメの知られざる生態とは? 「さめ先生」にとことん聞くサメの魅力 大きすぎる口、でっぷりとしたあご――最長7メートルにもなるという巨大なサメ「メガマウスザメ」がハワイで発見されたのは1976年のこと。これだけ存在感のあるサメが43年前まで見つけられすらしなかったというロマンあふれるストーリーから、子どもたちからの人気も非常に高いという。

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